Think Aloud 5
僕が僕だった頃
大事な物は手のひらをすり抜けるから
それなのに大人になるにつれて何も守れなくなってるんだ
どこにもやれない想いとか痛みとか
抱えて生きるからしんどくなってるんだ
前を向くことがこんなにも難しいなんて知らなかった
背中向けて歩くことがこんなに寂しいなんてことも
いつか僕が僕だった頃の僕に伝えたいんだ
君は幸せか
誰かのために生きたことはあるか
そういえば約束も放棄したから
言ワナイ想イ
必然じゃなく出会った君に
予想もしなかった想い
確証も不確かもなく ただ君を思い出す
"がんばれ"も"大丈夫"も 君が言えばそれは僕の笑顔になる
心に決めた人がいてそれなのに揺らぐ動く僕は弱い
裏切りを裏付けるこの想いは 君には言わない想い
僕に向けられる笑顔が 僕に届く声が
今の僕を強くする
時間を戻すならどこまで遡ればいい?
君に出会う前 それとももっとずっと前
"君ガ好キ" 単純な想いを通せない
この現実は僕への仕打ち この想いを言わないと決めた僕への仕打ち
過去に戻ろう
「君といた頃の曲が聴けない」なんてそんなことはなくて
僕はただ君を思い出したいがためにそればかり聴いていた
所詮万人共通のラブソングなんかなくて
切ないメロディーラインに孤独が惹かれるだけだった
思わせぶりな態度も台詞も まだ耳元で甘い響きのまま
そのうち終わってくと思ったんだ 僕の中でも君の中でも
過去に戻ろう そうやって僕らは小さな縛りから抜け出せなくて
あの頃はなんて数年を振り返るんだ
僕のいない毎日 君のいない生活を埋め合わせてくんだ
「嬉しそうな君の顔が忘れられない」戯言が溢れて
僕はただ無口で触れられない後ろ姿に怯えていた
所詮万人共通のキャパシティーなんかなくて
狭いメモリーがただ痛みに変わるのを待つだけだった
うわべだけの約束も言葉も まだ胸の内熱を持ったまま
いつか守られると思ったんだ 僕の中では君の中でも?
過去に戻ろう そうやって僕らは浅い傷から逃げられなくて
あの頃はなんて寂しく振り返るんだ
僕のいない環境 君のいない街を貼り合わせてくんだ
でもどうやっても繋がらないんだ 唯一の細い光
今でも君は思わせぶりでうわべだけだから
過去に戻ろう そうやって僕らは小さな縛りから抜け出せなくて
あの頃はなんて数年を振り返るんだ
僕のいる明日 君のいた昨日を忘れようとするんだ
違う今
未来が変わっていたとして
君と逢わない今があったとして
僕は傷だらけにならずに
もっと強いまま
変わらずにいれたんだろうか
